子宮内膜症で治療を利用する目的は、できるだけ病巣をしずめ、症状を緩和して、生活や人生を立て直すことでしたね(妊娠も含めて)。では、そのために、どう治療するか。たとえば、二五歳で発症してから閉経までの二五年間、ずっと連続して保険適応の通常薬物治療(ダナソール、スプレキュア、ナサユール、リュープリン、ゾラデックス)をしたら、途中で廃人になるでしょう(死亡するかもしれない)。また、二年ごとに保存手術をしたら、毎回ゴールデンフインガー(超ハイレベル医師の腹腔鏡)の手術でも、腹腔内に障害を背負うでしょう。人間の身体機能は、このような長期連続の医療行為には耐えられません。ですから、一人ひとりの女性の10〜三〇年の子宮内膜症の人生のなかで、いつ、どの強い治療を使うのか(全摘手術、保存手術、保険適応薬の通常薬物治療を一クール、保険適応薬の低用量治療を一年以上)、どの期間は積極的な治療はしないのかは(低用量ピルを一年以上、漢方薬だけ、何もしない)、本人が判断するのがもっとも望ましいのです。学業(人試や資格試験など)や什事の計画(勝負時やタメ時、転職など)、結婚するのか子どもをもうけるのかなどのあなたの人生計画は、あなたにしか決められません。できれば、医学知識と医療技術の安定した医師を主治医としたいです。しかし、彼らは忙しい(診断と手術では選びたい)。また。私たちの五〇年や八〇年の人生を見通した意見を言ってくれる医師もさほど多くはないので(経済性追求医師や仕事の単調消化医師も多い)、本記事を活用してください。
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